リテール・イノベーション勉強会
製配販協働取組みの新たな切り口を模索し、店頭の活性化を目指す
CGC加盟企業様、メーカー様、卸様の製・配・販が集まり、それぞれの持つ情報や経験などを共有しながら、各種分析データも活用し、店頭活性化のための取組みを模索し、実践、検証を行って参ります。
次回の月例勉強会のご案内
2024年8月度 月例勉強会講演概要
■「会場講演」及び「Web配信(ライブ)」にて開催予定
日時 | 2024年8月23日(金)13:30~16:30 |
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場所 |
シジシージャパン西新宿会議室 東京都新宿区西新宿7丁目20-1 住友不動産西新宿ビル16階 |
講演 第1部 |
急激な少子高齢化、スーパーマーケットの顔になる?
中央大学 商学部 客員講師 北濱 利弘 様
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▽概要 ・経済社会の変化が強烈に後押し →「中食」の成長 ・「中食化」を推し進める3つの要因 ・生活者インタビュー調査に見る「中食」の成長実態 →スーパーの選択基準は「充実した惣菜売り場?」 ・これからの課題は「中食商品の"ブランド化"」 少子高齢化の中、単身世帯と夫婦のみ世帯が増加し、合計で全世帯の6割。反対に夫婦と子供からなる世帯は2割に減っています。平均世帯人員も全国平均で2.2人、東京では1.95人まで減っており、食事は「作るより買ってくる」方が効率的になっています。「年収の壁」克服で就労時間が伸び、ジョブ型雇用の浸透でスキル獲得のため、"勉強"に時間を費やす人が増えています。さらに介護負担の増加で調理時間は激減し、中食アイテムの生活の中でのウエイトが高まり、「スーパーの良し悪しは惣菜売り場を見れば分かる」という人も増えています。それにも関わらず、中食アイテムは「売れ筋」でも商品名はおろか、ブランドの認知はゼロに等しく、スーパーマーケットにとって競合との差別化のため「中食のブランド化」が必須の経営課題となっています。 | |
▽講師略歴 早稲田大学政治経済学部卒 味の素㈱調味料部、食品部課長、食品総合研究所商品・調理情報室長 三菱食品㈱ 戦略研究所 客員研究員 立教大学大学院 客員教授 中央大学商学部 客員講師 | |
講演 第2部 |
食品ロスの実態と今後の課題・取組女子栄養大学 学長 香川 明夫 様 |
▽概要 ・食品ロスの実態 ・食品ロスを考えるための視点 ・持続可能な「食」へ ・女子栄養大学の取り組みを通して 食品ロスは持続可能な「食」提供に大きな課題となっています。今、大切なことは何かを「食を取り巻くさまざまな視点」からとらえ、よりよい方向性を検討します。自分事として「食」を受け止め前に進むためにみなさんで力を合わせるために考え、行動しましょう。 ▽講師略歴 | 玉川大学文学部教育学科卒 上越教育大学大学院修了 修士(教育学) 女子栄養大学大学院学位取得 博士(保健学) 埼玉県公立小学校教員を経て、2006年女子栄養大学短期大学部に入職 2011/04~ 女子栄養大学短期大学部 食物栄養学科 教授 2012/04~2015/03 香川調理製菓専門学校 校長 2015/04~ 香川栄養学園 理事長 2016/04~ 女子栄養大学 学長・女子栄養大学短期大学部 学長 2023/04~ 香川調理製菓専門学校 校長 [著書] なにをどれだけ食べたらいいの?第5版 (監修)女子栄養大学出版部 2022.3.30 家庭料理技能検定公式ガイド改訂版 1級準1級~5級 (監修)女子栄養大学出版部 2022.2.1 八訂 食品成分表2024 (監修)女子栄養大学出版部 2024.2.20 魚と人間と環境の循環 東京水産振興会(共著) 2011 さかな丸ごと探検ノート 東京水産振興会(共著) 2011 最新教育キーワード 時事通信社(共著) 2009 三訂 栄養教諭論 建帛社(共著) 2009 他 |
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